かねてより廃棄物処理の分野においては、3R+Renewableの基本的考え方に則り、廃棄物の発生抑制や高効率発電設備の導入等のさまざまな取り組みが行われてきました。

2020年10月、政府は2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言し、翌年6月にはその内容が具体化されました。また、同年4月には、温室効果ガスの排出量を2030年度に2013年度比で46%削減、更に50%削減の高みを目指すことが発表されました。

廃棄物分野の温室効果ガス排出は、日本全体で3%程度ですが、これは決して小さな数字ではありません。目標の達成に向けて、エネルギー起源CO2等を排出抑制するなど、総合的な対策が求められています。

2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、私たちができることを

本協議会は、廃棄物処理施設・塵芥車(収集運搬車)の脱炭素化に注力します。塵芥車の電動化と、それに伴う課題(電費、充電時間、バッテリー重量による最大積載量減少等)への解決策として、電池交換ステーションによるエネルギー循環型のごみ収集システムを提案し、普及に向けて活動してまいります。

本協議会の会員は、「カーボンニュートラル」を目標とし、温室効果ガスの排出量削減と、再生可能エネルギーの最大限の活用を目指します。